HP制作も佳境ですが、頭をからっぽにしてから、
仕上げた方がよいようなので、

スピリチュアルとスベリチュアル
 に続いて、

おやじギャグ的な、けれど、内容は大真面目なのを、いきます。


【ヒーリングとヒーヒーリング】

なんていいますかね、スピリチュアルも、ヒーリングも、
一旦ブームになったせいか、下火になってくると、
「ダサい」みたいな意見も出てくるわけで、
それは、「日本特有」の「ミーハー気質」でもあると思うのね。

私は、調理器具マニアでもあるんですけれど、
ヨーロッパ系の調理器具って、買ってから、
数十年経っても、部品を取り寄せられるんですよ。
「十数年」じゃないですよ、「数十年」単位ですよ。
廃番になったものでも、部品だけはかなり長く作ってくれるの。

それは、「一生もの」を売っているんだ。という意識からだと思う。

日本の調理器具だと、なかなかそうはいかないんですよね。

高度成長期の「消費は美徳」みたいな中で育った企業が多いから、
大手企業ほど、そういうところがお粗末な印象があります。

…って、なんでいきなり調理器具の話になっているかというと、
(思いつくまま書いているだけなんだけど、笑)


そういうね、「消費文化」の「流れ」の中で、
「ブームが去った」からって、「ダサい」っていうのは、
ちょっと違うんじゃない?と、思うんですよね。

これから最高にクールでスタイリッシュなトレンドは「循環型社会」、
「消費文化」の影響を受けているなんて、それこそダサいダサい。

あ、スピリチュアルとスベリチュアルで言ったみたいな、

「スベリチュアル・ヒーリング」だったら、別ですよ?
それは、もう、ブームがどうこうでなく、はじめから、「ダサい」。

それとは、区別して、

本当に質の高いヒーリングというもの。
つまり「本物」というものは、

様々な原始部族の中で、常にあったわけですよ。

「生活のお供」みたいにね。

つまり、郵便局とか、電車とか、病院みたいに、
「あってあたりまえのもの」くらいに思います。

たとえば、「病院ブーム」なんて、ないでしょ?

「郵便局ブーム」って、ないですよねえ???

(いや、利用率の波は普通にあるとしてね。)


でね、みんなが、「ダサい」とか、「もういらないんじゃないか」って、
言っているのは、そのほとんどが、「ヒーリング」じゃなくて、

「ヒーヒーリング」なんです!

…ああ、言っちゃった。

これは、突如やってきた、おやじギャグなんですけれど。

「共依存の循環(リング)にはまって、ヒーヒー言ってるんじゃない?」

って事なんです。

「ヒーヒーリング」=「ヒーリング」だと思っているなら、
それは確かに「ダサい」です。
「もうダサいよね」じゃなくて、「最初からダサい」。



「共依存」というのは、少し心理学をかじった人なら、
誰でも知っているような概念なんですけれど、

「スベリチュアル・ヒーリング」の世界では、

ちゃんと勉強していない人があまりに多い!!!!!

んですね。私がちょっと見た限りでも。

しかも、結構、人気があるような人が、
「共依存してしまいそうな言葉使い」とか、
バンバンしている!!!

私、東京へ出てくるようになってから、
たまに人のセッションを受けるようになったんですけれど、
これには、頭がクラクラしました。

教えてあげようかな?と思ったけれど、
「なんで料金払って時間使って、私が指導せなならんねん?」
(なぜかインチキ関西弁になる)
と、まあ、時間いっぱいスルーしたり我慢しましたよ。
で、役に立つところだけ、なんとか拾って活かしました。
でも、言えばよかった~!

で、「料金返して」って、言えばよかった。(ぷんぷん)

だって、私が、「ハズレ」を引いちゃっただけだと思ったの。
悪い癖で、「私が何かいけなかったのかな?」と、
内観をはじめてしまった(おばかさん♪笑)

でもね、でもね、みんなの話を聴いていると、

「ハズレ」の話もりだくさん!!!

なんですよねえ…

「アタリ」は、ほんのひとにぎり…

石垣島に住んでいる間、ネットや各地でたまたまお逢いした方は、
すべからく「アタリ!」でしたので、私、こんなになっちゃってるって、
知らなかったんです。運が良かったんですね。

もう、どうしちゃったの?「スピリチュアル」そして「ヒーリング」。

いや、「スベリチュアル」と「ヒーヒーリング」だわ。

しかも、その共依存的言葉使いの施術者さんは、

私が、幾つか、その方の言った事に、
反論したり、質問したら、

「依存しないでちょうだい!」

って、言うんだよ~。もう、超、変変変~~~!!と、思いました。


でもね、その方は、多分、一生懸命だった。

その方が「これはこう!」と、「断言」する度に、
その方の「断言」と、「私の現実」が、全く違うって、
何回も言ったら、だんだん、おかしくなっていったんだよね。
方向性が。

その、「私の現実」に、どう活かしたらいいのかわからないような、
「鑑定結果」を、「どうしたらいいんですか?」って聞いたら、
「依存しないでちょうだい!!」だったのですよね。

「この場を、なんとかしよう」

という熱意は、伝わった。

けどね、「依頼者のせい」にして、

「なんとか」しちゃいかんだろ!!!

って、思うのね。


私、セッション中に起こる全ての問題は、
「施術者の責任である」と、生徒さんに教えています。
プロなんだから、料金頂いているんだから、
それくらいの責任追うのは当たり前です。

そして、自分の手には負えないとなったら、
無理はしないで正直にクライエントさんに伝えて、
残り時間の分の料金計算してお返しするくらい、
当然の事としてやりなさい。と。
で、クライエントさんが途方に暮れるようなら、
私のところに回しなさいと。ちゃんとケツはふくから。と。

そんな風に教えています。

もう、特別にシェアしちゃうわよ!
授業内容なんだけど!!


そして、セッションの結果、
クライエントさんに良い現象があったら、

「クライエントさんの手柄・努力」だと教えています。


どんなに、「先生のおかげです!!」と言われても、

「先生じゃないですよ。同じ一人の人間ですよ。」と、
「あなたの努力の結果ですよ。」と、

「依存心」を、お返しするように、教えているんですね。

だから、セッションでもスクールでも、
うちのサロンは、「先生」と呼ぶの禁止なのです。


ですからね、私の感覚ではね、

自分の事を、「先生」って呼ばせておいて、

「依存しないでちょうだい!!」は、

ちょっと、「自分がしている事」に対する「自覚」が足りないと思います。


でも、普段、依存されてご苦労なさっているのだと思います。
そのご様子からして、察する事が出来ます。

だからこそ、「ヒーヒーリング」なんです。
施術者も、依頼者も、ヒーヒー言っちゃう。

悪気はないんでしょうけれどね。
けど、プロとして料金取ってやるならば、「無知は罪」です。

施術者側がヒーヒー言うならいいんですよ。
いっぱい苦労して、技術磨きましょうよ。

けどね、プロが、お客様にヒーヒー言わせてどうすんの?

そこは、私、かつてSEでもあり、
厳しい現場に身を置いていたからこそ、

「プロってのはそんなんじゃないだろ!!!」

と、言いたくなるんですね。

けど、その方、どうやら人気なんです。

つまり、依頼者側も、

「依存したい人」なんでしょう。

だから、需要と供給なのかもしれません。

そして、その、需要と供給は、ぐるぐると回っているのでしょう。

「ヒーヒーリング」なわけです。



「じゃあ、私は、どうしてそこに行ったの?」

と、自分に問えば、そこには沢山の学びがあって、
そうしたところに行ったからこそ、「自信」も付いて、
いい事も沢山ありました。

けれど最近、思うんです。

どうやら、これは、間違いなく、

いま、ネガティブ感情や体の痛みを感じる方へ※シェア拡散自由です

でも書いてある、「私のネガティブ」の表出です。自覚しています。

けれど、毒って薄いと薬にもなるっていうじゃないですか。
(あ、ポジティブ?笑)

スピリチュアルとスベリチュアル 
みたいな話を、バーンとしておいて、
みんなにシェアまで許可しちゃって、

それで、「なんでもいらっしゃい?」と、言えるのは、

「私だから」よねえ。と、思います。

だからこそ、こうした、ムカつくようなセッションを、
いろんなバリエーションで受けたんじゃないかしら?
くらいな気さえしています(笑)

いい研究になりました。

仮に、私が発言した事について、あれこれ言われたからって、
ちょっとやそっとで崩れるくらいの、「プロ根性」じゃありません。

伊達に自己否定が長かったわけじゃありません(笑)
自分にガンガンダメ出しして、自分の弱いところダメなところ、
さんざん洗い出して、鍛えて、勉強しましたよ。
そして、「これならいける!」となった時に、教えはじめました。

その私の努力を、超えている人が、
「スベリチュアル業界」に居るとは、思えないもの。

だって、私の努力を超えてたら、そもそも、すべってないもの。


その方は、あくまで一例で、
(ごめんね、例にして。悪気がないのはわかっているよ。)

他にも類似のパターンは、ここ数年で、
沢山、この、「スベリチュアル業界」で見ました。

…いやあ、スベリチュアルって、わからない。
ある意味、とってもミラクルだわ~~~。
と、逃げ出したくなりますけれど、

なんだか、「本物」よりも、「偽物」の方が、
認知度高いって、どういう事だろう?と、
不思議さと、理不尽さは覚えます。

多分、「本物」の方が、絶対数が少ないんでしょうね。

いっとき、SNSの脇の広告で、
「あなたも一ヶ月で○○○万円稼げるセラピストになれる!!」
みたいなスクールが、いっぱい出ていましたけれど、
「そんな明らかな嘘につられて、行く人いるのかねえ?アホらしい。」
と、思っていましたが、…きっと、いたんでしょうね。


今ね、「ヒーリングはもういらないだろう」って言ってる方、
たぶんね、カニカマしか食べた事がないのに、
「カニはもう一生分食べたからいいかな…?」って言っている方、
たくさん、たくさん、いるから。

残念な事になっちゃったんだなあ…
「日本のスピリチュアル」って。

と、センチメンタルになってしまう私です。

あ、私はいいんです。
私が、ちゃんと、「越前松葉ガニ」だって、
わかって下さる方がいるから♪

でもね、ほんと、「ヒーリング」は、永遠になくならないと思うのよ。

あ、「もう受けなくてもいいかな」という人は、
結構出てくると思います。

けど、「まだ受ける余地のある人」も、それにつられちゃうから。
日本人って、そうだから。困ったものよね。

そこ、ちゃんと、自己認識はしたほうがいいと思うかな。

うん、「ヒーリング」は、なくならないよ。
だって、まだまだ、現段階で、虐待受けている子供いるもの。
私の虐待のトラウマは、ヒーリング無くして、ここまで回復できなかった。

もちろん、ヒーリングしか方法がないわけではなくて、
様々な方法の中の一つです。
その「一つの方法」として、よい形で、残しておかなくてはならないものだと、私は思っています。


けどね、「ヒーヒーリング」は、みんな、やめたほうがいいと思う!

ほんとうは、そんなのしたくないでしょう?


施術者も、依頼者も。



思いつくまま書いたけれど、このままUPしてみます。

では、読んで下さって、Thank you !

※今回は、内容がキツイところがありますので、あえて子供モードな感じでお話をしてみました。